写真同じです
1920 年代に、彼の息子アルマン・ジュリアンが、エステートの運営を引き継ぎました。
しかし第二次世界大戦が始まるや否や、ブルゴーニュはドイツ軍の手に落ちました。
ドイツ占領下では大量の高級ワインは略奪され放題でした。
連合軍とドイツ軍との激しい戦闘が終わり、1944年にブルゴーニュも解放されます。
それから、ドメーヌの当主である、アルマンの最初の目標は、ナチスドイツにより破壊され荒廃した土地を再建し、拡張することに有りました。
1950 年代と60 年代の間に、アロース・コルトン・レ・ヴァロジエールとニュイ・サン・ジョルジュ1er Cru ブスロのブドウ畑が取得されました。
そのトーチは、AOC コート・ド・ニュイ村、ニュイ・サン・ジョルジュとエシェゾー・グラン・クリュのブドウ畑を足し、開発を続けたジェラール・ジュリアンに手渡されました。
ジュリアン翁のワイン造りは、伝統的な頑固クラシックスタイルでした。
産出されるワインはごく少量で、彼自身が長期の熟成による変化を賞味・堪能しながら、個人のワイン愛好家やパリの星付きの(タイユヴァン、ムーリス、ジョルジュ5、トゥールダルジャン、など)レストランなど、一定の顧客へのみ販売するというこだわりを貫いていました。
ワインは芸術品の域に達しているような、極めて優れた品質なのですが、販売目的というよりもほとんど趣味の様な道楽状態の様相を呈しており、その価格設定が一般消費者無視の上代(定価)設定は非常い高い価格でした。
今日、エステートの方針は当主の孫であるエティエンヌ・ジュリアンです。
創立者の偉大な孫の手に委ねられ、伝統に革新的な技術が融合されています。
熟成させる樽は、あの高級樽を製造するCAVINの樽しか使わないという拘りです。
CAVINは、伝説の醸造家アンリ・ジャイエの孫が作る高級樽です。
エステートは現在10.5 ヘクタール。北はエシェゾー・グラン・クリュ(シャトー・ド・クロ・ド・ヴージョの近く)南はアロース・コルトン・レ・ヴァロジエールのブドウ畑にまで広がります。
Aloxe Corton Les Valozières Domaine Julien Gerard&Fils 2020
ラズベリー、イチゴ、チェリー、ブラックカラント、ブラックベリーといった果実主体で、熟成とともに牡丹、ジャスミン、ジャム、ピスタチオ、プルーン、レザー、トリュフ、マッシュルーム、シナモンなど香りが強くなっていきます。
しっかりとした体格のボディで、エレガントでフルーティー、3~5 年寝かせると開いて、快適で豊富なタンニン、しっかりとした構造のボディを提供しています。
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